2021/07/11(日) 12:00 0 1
初日は展開が向かず予選敗退。「踏めもしなかったし調子もわからない(苦笑)」と今期初戦は厳しい戦いを強いられたが、「腐っている暇はないからね」と2日目以降へすぐに気持ちを切り替えた。
井上はかつて“代謝ライン”に両足を突っ込んだことがある。奇跡的な挽回を見せて代謝を免れて以来「一戦一戦が勝負駆け」をモットーにしている。
「前期は70点が取れそうで『リセットできるかな』って思ったところで落車してしまった。出走本数も足りなかったしちょっとムリヤリ復帰したけどダメだった。やっぱり歳を取ってからの落車は良くない。そのせいで後半失速してしまい、また0からのスタート(苦笑)。前期もそうだったけど、やっぱり期末は(勝負駆けの選手が)点数を上げてくるからね。その時期にボーダーにいると大変なことになる(苦笑)。今の時期からひとつでも良い着を取ることが大事だし、常にひとつでも良い着を、って頑張っているよ」と意識しているようだ。
いい意味で“諦めの悪い”選手なだけに、ファンにとっては連日軽視はできない存在といえよう。(netkeirin特派員)