2021/07/11(日) 10:50 0 0
前々回の平塚で1・2班初優勝を完全で飾ると、続く西武園でも1着1着2着で準V。全てが先行で勝ち取ったもの。
「先行するのは、スピードがないから。相手より早く前に出ないといけないので。脚質的なものですよ」との事だが、以前にマークした選手に話しを聞いた時には、「7車立になった今、このクラスの若手でこういう先行をしてくれるのは宮下ぐらい」と語っていた。カマシタイプが多い中、押さえ先行を主体に戦う貴重な先行屋なのは間違いない。
初めての特選スタートとなった初日は、打鐘でスパート。力強く叩き切ると、発走が遅れるほどの雨の中、前後半とも11.7秒のラップで押し切った。「フレームとか車輪とか、セッティングを換えただけ。自分でもわからないけど、練習から感じが良いんです」。
準決は夏目新吾との先行バトルが予想される。「夏目さんとは、以前四日市(ヤクルト東海カップ)で1周モガキ合って飛ばされた」と語るが、その時とは違うはず。(アオケイ・市川記者)