2024/05/30(木) 10:30 0 1
前検日の28日が26歳の誕生日だった坂田康季。前節の伊東は3日間主導権を握って、後ろの選手ときっちりワンツーを決めた。そこから中2日の強行日程。競走得点が93点を超えながら2班のため予選スタート。圧倒的人気を集めて臨んだ予選をきっちりと逃げ切った。
「結果は良かったです。状態も悪くない。でもラインで決める事が出来なかった。そこですね。相手関係やオッズとかを考えたら勝たなければならないのは当たり前。それだけじゃなくてラインで決めないと。逃げ切れたのは良かったが、ライン決着で買ってくれていたお客さんの期待に応えられなかった。カマシを警戒して外を気にしてラインの選手に迷惑を掛けてしまいましたね。内容は0点です」
後ろが、隙を見逃さなかった別線に絡まれてしまい、内を空けてしまった自身の走りを猛反省した。
「今年はS級を目指す1年、その最初がこんな内容に。なんか壁にぶち当たりそうな予感がしますね(苦笑)。でも頑張りますよ」
今期は初のS級点を確保出来そうな好ペースを刻む。自力選手としての志も高い坂田が準決勝こそはライン決着を狙う。(netkeirin特派員)