閉じる

【大宮競輪・モーニング】「抜ける時に抜いておかないとね」と細沼健治!!

2024/05/28(火) 14:15 0 2

大宮競輪場のモーニング「第30回楽天ポイント使えるKドリ杯(FII)」もいよいよ明日29日が最終日。最終7Rのチャレンジ決勝に出走する細沼健治(42歳・89期=埼玉)に話を聞いた。

「今回は地元戦なので点数を稼ぎにきました」と話す細沼健治

 出走表をみると「先行」の決まり手が7回。誰がどうみても先行屋にスタイルチェンジ?

「皆に言われるけど、たまたま逃げの決まり手が付いているだけ。新人相手に突っ張ったり、引けない時にはそのまま逃げていったりしただけで、スタイルは変えていません」と前検日に話していた通り、初日のチャレンジ予選では番手に飛び付く競走をみせた。

「4番手に引いて、そこで併走するなら番手にいっちゃえーって感じでした。いまは何でもやっています」

 本日行われた7Rのチャレンジ準決勝では吉田晏生のカマシ気味の捲りに続き、最後はゴール前差し切って勝利。

「抜ける時に抜いておかないとね。初めて吉田君に付いたけど、強いし安心して付いていけた」とニッコリ。

 ちなみに吉田晏生は準決終了後「細沼さんには高校生の頃からお世話になっていたので、連係できて、さらにワンツー決められて良かった。でも抜かれちゃね(苦笑)」とやっと恩返しができて笑みがこぼれていた。

 当の本人は「たまたま地元(越谷市)が一緒なだけ。特に世話してないですよ」と言いながらも「吉田は(相川)永伍の弟子だし、可愛いですよ」と照れながら答えていた。

 ちなみに来期はA級2班に昇班する。このまま今期も73.52の点数をキープできれば2期連続でA級戦へ。

「いや今期は点数が高いと言われていて、安心はできない。前回の奈良で0.15下げちゃったし、今回は地元戦なので点数を稼ぎにきました」

 初日2着で72点と点数を少々下げたが、準決1着で79点ゲット。決勝1着なら86点もらえて大幅に点数はアップ。「抜ける時に抜いておかないとね」と話していたのなら、決勝も吉田を抜いちゃうかも! 久しぶりのVに期待したい。(アオケイ・本田記者)

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票