2024/05/18(土) 17:45 0 6
函館競輪のナイター「五稜郭杯争奪戦(GIII)」は18日、3日目を開催中。場内のイベントステージでは、まもなくデビューする125期・小堀敢太の新人選手紹介が行われた。
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まもなくデビューを迎えるルーキー小堀敢太が、師匠の明田春喜とともにファンの前に登場した。
小針は札幌出身だが、京都の大学に進学し自転車競技に没頭。インカレの1キロTT2位や、ケイリン3位などの実績を残したが「同期の森田一郎君や市田君(市田龍生都127期候補生)に一度も個人で勝つことができなかった。その悔しさがあったのでプロを目指しました」と語った。
明田との師弟関係を結んだ経緯についてMCの山口幸二氏に聞かれると「国体の監督をしていた薮下昌也さんから『(師匠は自分よりも)明田の方がいいんじゃないか』と言われ、電話番号を教えていただき明田さんに電話しました」。
明田はその時について「普段は知らない番号からの電話は出ないけど、その時は追加の連絡かなって出たんです。そうしたらコイツでした(笑)」と述懐。そして「師匠になるというのは重要なことだし一瞬迷ったけど、『う、うん』って(笑)」と引き受けたと明かした。
山口氏が「欲しがってる感があるよね(笑)」と見抜いた明るいキャラクターの小堀は「北日本のSSの新山(響平)さんのような突っ張り(先行で結果を出す選手)を目指して頑張りたい」と力強く宣言。
24日から地元の函館で開催されるルーキーシリーズでいよいよデビューする。(netkeirin特派員)