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【立川競輪】レベルアップした阿部大樹

2021/07/08(木) 19:00 0 1

立川競輪場で行われる「日刊スポーツ杯(FI)」は9日、2日目を迎える。11レースに出走する阿部大樹に話を聞いた。

「思い切って仕掛けます」と強気な阿部大樹

 今年に入りすでに2回の優勝と前期は大活躍だった阿部大樹。レースを見ていても「自力」の精度が明らかに上がっているし、先行捲りで好成績を残しているのだから素晴らしい。

 初日のレースはそつなく4番手を確保し、3番手から単騎で捲った市村昌樹を追って4角勝負。最後は番手を回った小林大介の強襲に屈したが、危なげなく2着で予選突破を果たした。

「若手が強いし、出せるときはしっかり自力を出さないとダメ。そうじゃないと番手を回ったときに厳しくなる。力がついたとは自分でも思っているし、脚は過去で一番仕上がっていると思う。あとはそれに見合ったレースを出来るかが問題なんですよね」と話す。

 しかし、不安要素もあるようで「最近は競走が詰まっていて中3日が多い。精神的な疲れが出始めた。心技体で言えば体で心を補っている感じです」と分かり易く自己分析してくれた。

 注目の準決勝は阿部の後ろに木暮安由-田村真広で並び関東の先頭を任された格好に。
「体は動けているし、自力を出し切りたい。距離は関係なく行けるところは思い切って仕掛けます」と力強く言い切った。(アオケイ・石濱記者)

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