2024/05/14(火) 06:00 0 15
自転車トラック競技ナショナルチームがパリ五輪で使う予定のトラックバイクTCM-2(通称“V-IZU”)が12日、静岡県伊豆市の伊豆ベロドロームでお披露目された。
炭素繊維複合材を用いた高性能・高機能なハイエンドプロダクトの開発を生業とする東レ・カーボンマジック株式会社(TCM)と 炭素繊維世界シェアNo.1の東レ株式会社は、HPCJCと共に世界最速トラックバイクの研究・開発を進め、空力性能の向上を最重要テーマとし、多種多様な試験とベロドロームでの実走評価を基に改良を繰り返されて完成したTCM-2。東レが持つ最新の炭素繊維群(T1100G M40X M46X)の性能を頼りに軽量かつ高剛性なフレーム・フォーク、エアロホイールを実現し、世界最速を謳う。
価格は1985万円(税別)。日本時間8月6日から始まるパリ五輪自転車トラック競技でTCM-2が日本代表選手に金メダルをもたらす原動力となるか、注目が集まる。