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【弥彦競輪】今節のレース展望!

2024/05/12(日) 11:45 0 4

弥彦競輪「デイリースポーツ賞(FI)」は13日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)

諸橋愛

 地元諸橋愛が、GIと同じモチベーションで走る。46歳になり、日本選手権競輪(GI)の決勝に乗ったのは普段の努力の賜。小林泰正が流し過ぎて吉田拓矢に行かれてしまったが、武藤龍生の内に切り込んだのはマーク屋の魂。結果は出なかったが、改めて凄い選手だと実感した。

 今節は坂井洋との連係を基本に、吉田有希も使える。その坂井洋もダッシュは抜群。ダービーは準決で失敗したが、動き自体は良かった。落車過多の時期もあったが、かなり戻っている。吉田有希の良さは、負けても、くよくよしないことだ。明るいキャラのムードメーカーだ。

 岩本俊介はダービー決勝2着で、グランプリが見えてきた。これもダービーが高額賞金になった恩恵。元々のポテンシャルは高く、やっと実を結び始めた。番手は脚質を変えた嶋津拓弥

 北日本は菅田壱道の自在戦に和田圭の宮城コンビ。3番手を佐々木雄一が固める。菅田壱道もダービーで準決まで行っており、混戦なら一撃は可能。和田圭は高いレベルで良いマーカーになっている。

 西日本の自力型は小川真太郎阿竹智史ぐらいで、戦力的に乏しい。

 A級は徹底先行の安彦統賀を使える荒木貴大が乗れている。前節の岐阜ミッドナイトも番手のレースだったが完全優勝。基本的に自力選手だし、2段駆けも視野に入れられるのはプラス材料。安彦統賀も来期は初のS級で今後が楽しみ。

 別線で強力なのは浅見隼原井博斗の福岡コンビ。両者共に浅見隼玉野原井博斗は地元久留米で完全優勝と勢いがある。実力者の成清貴之は、位置的に厳しいが、決勝には乗ってくるだろう。

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