2021/07/05(月) 19:00 0 0
予選の渡邉雅也は断然の人気を集めたが、3番手から鐘4角でカマして行くと番手の北村匡章が離れてしまい、番手に同型の井上公利にハマられた。直線に入って井上公利には抜かれたが、粘りに粘って2着でゴール。
「この3場所は予選で負けてばかりだし、(直前の)前橋(Kドリームス杯)の予選は先行しようと思っていたけどできなかった。それもあって初日は『先行して勝つんだ』と強い気持ちで行ったんだけど…」と苦笑い。
準決勝はメインに組まれ、S降りの大矢崇弘と予選で黒星を喫した井上公利が相手となる。並びは大矢崇弘-根本雄紀-小室貴広、井上公利-白川裕也、渡邉雅也-三住博昭となって3対2対2の3分戦。それでも渡邉は「最近は成績を見ても分かるとおり尻上がりに調子を上げている。しっかり自分の走りができればいけると思います」と強気だ。
S降りの大矢崇弘はまだ本来の動きではないし、3人で組めるがライン構成は脆弱。井上公利も番手が白川裕也では思い切ったスパートはしづらいはず。番手の三住博昭は経験豊富で仕事ができるし、きっと渡邉のポテンシャルを引き出してくれるだろう。(アオケイ・忍足記者)