高身長に加えて圧倒的なルックス。見た目から超一流のオーラが溢れ出ているが、実力も伴っている。今期は早くも5Vと、スター街道まっしぐらだ。

　初日も「前期S級だった人達を相手に逃げて、どこまで通用するか確かめたかった」と腹を括って先行策。結果は3着だったが、別線の機動型を封じており、内容としては文句なしだった。

「A級でこざかしい走りをしていても、上では通用しない。練習では徳島で2番目に弱いし、まだまだです。とにかく今は、自分らしいレースをして、来期のS級に繋がる走りをしていきたい」

　特選メンバーが散る準決は相手が軽くなるはずだが、同期で売り出し中の中山拓人との対戦になった。同期対決について問われると「自分のレースでやるだけです」とどっしり構える。

　シリーズリーダーらしく圧勝して優出を目指す。(アオケイ・石濱記者)