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【阿波おどり杯争覇戦】笠松将太の高額医療機器がまさかの事態に

2021/07/03(土) 20:15 0 3

小松島競輪場の「開設71周年記念阿波おどり杯争覇戦」が3日に3日目を終えた。最終日5Rに出走予定の笠松将太に意気込みを聞いた。

「開催ごとにかならず1回は1着を挙げる事を目標にしている」と語る笠松将太

 笠松は「最近は開催ごとにかならず1回は1着を挙げる事を目標にしています。負け戦に回る事の方も多いですが、負け戦に回ったら回ったで何かしらモチベーションが欲しいですからね」と語ってくれた。今回の小松島記念では既に2日目に1着を挙げノルマはクリアと思われたが、笠松にはもう1勝欲しい理由があった。

「腰痛持ちなので、腰のケアをする為の医療機器をここに来る前に買ったんですよ。持ち運べるヤツなので、飛行機に乗って一緒に持ってきたんですけどね…」とややトーンの下がった語り口調になりながら、続けて「徳島に着いてキャリーバックを開けたら中がビチョビチョ。一緒に入れていた瓶から液体が漏れてしまっていました。それで買ったばかりの医療機器もビチョビチョに…」と更に落ち込んだ表情。

「一体、いくらしたんですか?」と尋ねると「それが160万円以上もしたんです。一回も使っていなかったので。一応、競輪場に着いてから乾かして電源がついたので何とかなると思うんですが正常な状態がどういうものか分からないから、壊れているのか大丈夫なのかも分からなくて。とりあえず帰ったらすぐメンテナンスに出すつもりです。その費用も掛かるだろうし、もし壊れていたら160万円がパーですからね。マジ、最終日も頑張りますよ」と最後は気を取り直しながらキッパリ。最終日に向かう笠松の頭の中には“稼ぐ”事しかないようだ。いつも以上に気持ちのこもっている走りに注目だ! (アオケイ・渡辺記者)

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