2024/04/20(土) 10:00 0 4
西武園競輪場で20日から開催する「ゴールド・ウイング賞(GIII)」。勝ちにこだわる王道予想で、先週大幅なプラス収支で好調ぶりを見せる「水鳥会長」が今シリーズの展望と注目選手を紹介します。
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直線が400バンクの全国平均よりも8.5mも短い西武園バンクは過去データでスジ決着が約50%とほかの400バンクに比べると格段に多い! 比較的本命党が多い競輪ユーザーにとっては実に喜ばしいデータで、今シリーズも本命党の合言葉「競輪はスジと番手!」の掛け声とともに本命党の財布を温めるか。
短い直線はもちろん先行有利なバンクで、若手機動型の躍動に期待が掛かる。33バンクに似たスリリングな流れも十分だけに、若手がケレン味ない先行で大物喰いといった場面にも注目したい。
ほかではプリンス平原康多を中心に大勢揃った地元勢+眞杉匠が結束を固め他線のSS勢を相手にどこまで奮闘してくれるかが今シリーズの見所となるだろう。
SS陥落後、「もうダメか?」「まだまだヤレる!」を繰り返す一進一退の状態が続く。本人の闘争心は衰えていないだけに今シリーズは何が何でも存在感を示したいところだろう。関東勢の層の厚さを生かし復活の頂点へ。
すっかりS級の畑にも慣れてきた感じの多聞。昇級後の先行実績も十分で、逃げ有利西武園で連日風を切って地元勢をどれだけ上位戦に送り込めるかが、今シリーズ多聞に課された使命となる。
まだまだ復調途上の脇本雄太、自在戦に色気見せ始める眞杉匠なら今シリーズ先行No.1は間違いなく深谷だろう。恐らくダービー(日本選手権競輪)に向け調整中でオーバーワークの心配もあるが、逃げ有利な当バンクでの果敢な攻めに期待したい。