2024/04/18(木) 10:00 0 1
準決勝6Rは九州勢を背に前受けから先行態勢に入ったが、スピード良く攻めてきた國井裕樹に主導権を許した。それでも冷静に番手に入ると、最終BSから番手捲り。ラインで上位独占を決め、自身は2連勝で6節連続の決勝進出を決めた。
「國井さんを出すつもりはなかったんだけど…。でも落ち着いて対応出来たと思う。デビューした頃はよく力んじゃったりしてたけど、だいぶ落ち着いて走れるようになってきたと思う」
高校時代から自転車部に所属し、法政大学では全国大会で好成績を収めた。競輪選手デビュー後はポテンシャルの高さを随所で示しているが、優勝は昨年9月の高知の1回のみ。
「もっと優勝したいです。前回優勝した時はソファを買いました。今度優勝したら食器棚を買いたい。それを目標にして2回目、狙いたいですね」
決勝は廣田樹里が後ろに付く事になった。「単騎はあまりいいイメージがない」と話していただけにラインが出来るのは朗報だろう。強敵の山田駿斗らを破り、1人暮らし生活をさらに充実させるV奪取なるか注目だ。(netkeirin特派員)