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【阿波おどり杯争覇戦】挨拶はやっぱり大事! 近畿トリオの並び決定の経過

2021/07/03(土) 10:30 0 0

小松島競輪場の「開設71周年記念阿波おどり杯争覇戦」が2日に2日目を終えた。3日目準決勝10Rでラインを形成する畑段嵐士-中井太祐-三谷政史の近畿3人に話を聞いた。

左から三谷政史中井太祐畑段嵐士。お互いに「3人で話し合ってからです」と言う。

 まずは誰が先頭を走るか。初日の一次予選では畑段-中井で並んで勝ち上がっただけに、再度その並びですんなり決まるだろうという訳にはいかなかった。 お互いに「3人で話し合ってからです」と言い、近畿3人が集まってから作戦会議がスタート。

 まずは機動型同士の畑段嵐士中井太祐の話し合い。年少者の畑段が「また頑張りたいので、自分が先頭でやらせてください」と中井と三谷の近畿2人の先輩に意志表明。
 それを受けた中井太祐が「そう言ってくれるなら、また任せる」。三谷も「そういう事なら中井の後ろで」と、並びが決まるまでにきっちりお互いの意思確認をしながら、それぞれがスジを通してのからの並び決定。

 番手回りとなった中井に並びが決まるまでの心情を尋ねると「今回の初日の並びはあったけど、準決に関しては白紙の状態からの話し合い。以前に自分が前で畑段が番手回りという並びもあったし、初日の様に畑段-自分というのもあって、その時々の畑段の気持ちと自分の状態をしっかり確認してからっていう事です。今回の初日も含めて準決で4回目の連係。今回の2回に関しては後輩が頑張るとキッパリと自分の意志を言ってくれたので、それなら任せられると自分の中で納得したからですよ。納得できなければ、自分が前かもしくは別線という選択肢もありましたからね」。

 更に中井は「メンバーを見渡しながら、別線は佐々木君と上田君ですか。畑段ならすんなり中団は回ってこれそうだから面白い勝負ができるはずですよ」と十分に勝算がありそうな顔つきだった。(アオケイ・渡辺記者)

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