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【阿波おどり杯争覇戦】弟子のデビュー戦が「頭の片隅に」畑段嵐士に芽生えた変化

2021/07/02(金) 10:30 0 0

小松島競輪場で開催されている「阿波おどり杯争覇戦(GIII)」。2日目12Rの特別選抜レースに出走する畑段嵐士に1日、話を聞いた

「頭の片隅に弟子の姿が」心境の変化を感じているという畑段嵐士

畑段選手「すいません記者さん。一つお願いしてもいいですか?」

記者「俺に出来る事なら頼まれまれてもいいけど。何?」

畑段選手「向日町ミッドで走っている(徳田匠)って選手の結果が知りたいんですけど。調べて貰ってもいいですか? 弟子なんです。」

記者「そのくらいの事ならOK。すぐ記者席に戻って確認してくるね。」

…確認後…

記者「初日は前受けからの赤板突っ張り先行で押し切ったよ。上がりタイムは11秒9。」

畑段選手「良かった〜。実は練習でめっちゃ弱いから心配で心配で。ありがとうございました。」と安堵の表情。

記者「畑段選手自身は弟子ができた事によって下手なレースは見せられないとか心境の変化ってある?」

畑段選手「特に変わりはないと思っているんですけど。どこか頭の片隅にそういう部分もあるかも知れないですね。自分でそう思いたくないのかも(笑)」

 普段はポーカーフェイスであまり感情を表に出さないタイプの畑段選手。その意外な一面が見られた気がした。今日は同郷の藤木裕選手と一緒に走る。相手は松浦悠を先頭に阿竹智-池田憲と続く中四国の強力な布陣。いつもと違うスイッチの入り方をした畑段選手が波乱を呼ぶかもしれないと感じた。(アオケイ・梅田浩行記者)

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