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【桜花賞・海老澤清杯予想】郡司浩平、12レースは神奈川ラインで確定板独占となるか!? 連勝記録11の岩本俊介にも注目。 ミープロ・香澄明希の準決勝3レース展望 / 競輪予想・ウマい車券

2024/04/06(土) 10:00 0 1

4日から川崎競輪場で開催している「桜花賞・海老澤清杯(GIII)」は5日に2日目が終了。ミープロの香澄明希が6日に行われる、準決勝3レースの注目選手を紹介します。
▶︎準決勝の予想はこちら

ミープロ・香澄明希の準決勝、レース展望

 netkeirinをご覧の皆さまこんにちは!ミープロの香澄明希です。

 ただいま行われております桜花賞・海老澤清杯。2022年10月から1年間の改修工事を経てリニューアルした川崎競輪場での記念競輪は1月に次いで今年2度目の開催です。

 昨年MVPの古性優作選手を始めとするS級S班5人の選手に加え、2月の全日本選抜競輪GIで優勝し、KEIRINグランプリ1番乗りを決めた地元 川崎記念5連覇を目指す郡司浩平選手も参戦と、豪華メンバーが揃っています。

 初日の一次予選と特選レース、そして二日目の二次予選の決まり手をまとめてみたのですが、初日の12レース中逃げが2、まくり7、差し10、マーク5。1着に限ると逃げが1、まくりが3、差しが8。

 二次予選では7レース中逃げが6、まくりが2、差し3、マーク3。1着に限ると逃げが2まくりが2差しが3という結果でした。

 川崎競輪場はゴール前外がよく伸びると聞きますが、今日の準決勝はどうなるかな?

■桜花賞・海老澤清杯 準決勝・展望

【10R 15:20発走】

岩本俊介

 まず気になるのが岩本俊介選手。3月14日〜17日に伊東競輪場で行われた大阪・関西万博協賛(GIII)で完全優勝。その前走の京王閣FIで3連勝、その後も玉野FIで3連勝し10連勝でこの川崎記念に乗り込み、連勝記録を11に伸ばしました。二次予選では川崎がホームバンクの佐々木眞也選手、勝瀬卓也選手を番手につけ1周以上先行し番手の佐々木選手に差され2着となりましたが、それまで先行していた小原丈一郎選手の後ろに入るという選択肢もありながらそのまま駆け切ったのは、調子の良さの表れでは。

 また、近況3場所連続優出で一次予選・二次予選ともに自在の巧い立ち回りで1着で勝ち上がっている松本貴治選手は単騎での競走です。

 S班の新山響平選手は何度も連係実績のある同じくS班の佐藤慎太郎選手、大森慶一選手との連係。二次予選に続き新山選手らしい先行で決勝進出となるでしょうか。
▶︎10Rの出走表はこちら

【11R 15:55発走】

浅井康太

 中2日で参戦の浅井康太選手は、前走の武雄記念GIIIで決勝4着と連続優勝記録は3で止まったものの、自身のもつ最多34回のGIII優勝記録を伸ばし35回目のGIII優勝を目指しているはず。二次予選での勝利者インタビューでは「連戦が続いてるんですけど、しっかりと調子を維持した状態でここにこれてる」と力強くお話されていました。

 前を走る古性選手は3月の松山記念GIIIで優勝、ウィナーズカップGII準優勝と今年も抜群の安定感。3年ぶりの川崎競輪場とのことですが、何の心配もいらなそうです。

 2日とも圧巻のまくりを決めている嘉永泰斗選手の「日に日によくなってるんで明日以降もいいと思います。」と2日目の勝利者インタビューでのコメントには、準決勝以降も期待したくなります。

 立ちはだかる壁は高そうですが、2日とも長い距離を先行している青野将大選手と、二次予選で北井佑季選手をしっかり援護した内藤秀久選手の川崎をホームバンクとしている二選手がどう対抗するかも注目です。
▶︎11Rの出走表はこちら

【12R 16:35発走】

郡司浩平

 1月の当地GIII 桜花賞・海老澤清杯覇者の郡司選手は、先述の通り川崎記念4連覇中。直前の平塚FIも完全優勝し、「斡旋が出た時から優勝を獲れるように取り組んできた。気持ちを強く持って走りたい。」との言葉通り二次予選では早めの巻き返しで逃げ切っています。

「ここに向けてやってきましたし、みんなで一丸となって戦おうと思います。」との宣言通り12レースは神奈川ラインで確定板独占となるのでしょうか。

 前を任されたのは2月の全日本選抜で満を持してGI初優出し、ノリに乗っている北井選手。北井選手といえば力強い先行ですが、戦術の幅を広げるべく初日特選はまくりで1着。強豪ぞろいの特選を制した勝利者インタビューでは「川崎は練習でも走るし走り慣れたバンク。また明日さらによくなるのかな。郡司選手が5連覇かかってるが、僕は僕で優勝目指して頑張りたい。」とお話されており、二次予選では大川剛選手と1周もがきあったうえで4コーナーでしっかり踏み直して逃げ切り、強さを見せつけました。

 神奈川ライン3番手となる佐々木眞也選手も二次予選で1着を決め、「あっせんがでたときから地元のホームバンクなんで気合をいれてきました」と頼もしいコメント。

 今年初めてのS級S班ながらこの川崎記念で、すでに余裕と貫禄さえ感じる眞杉匠選手からももちろん目が離せません。
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