2024/03/24(日) 16:15 0 14
武雄競輪「第8回大阪・関西万博協賛競輪(GIII)」は28日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
タイトルが見えるところまで来ている地元山田庸平。S班やGIIのウィナーズカップのメンバーが不在で、最低でも完全優勝がノルマだ。それなりに風格も出てきて、寡黙でもあるが存在感もある。今節は九州で松岡辰泰や立部楓真、後藤大輝、林慶次郎を上手くリードして美酒を味わう。
今年の浅井康太は全盛時以上のデキ。今節の参加メンバーでは、競走得点トップ。高松記念で優勝して、直前の四日市と高知FIでも優勝。中部オンリーの連係を脱却して、全国的な広がりを見せている。これがプラスに働き、即席で組んだ自力選手とも深い信頼関係を築いている。これなら間違いなく復権して、グランプリ王者に輝くだろう。
町田太我と小倉竜二の中四国コンビも侮れない。武雄の直線の長さは有名だが、徹底先行の町田太我なら苦にしない。オグリューは追加で入ったが、仕事のできるマーカーとして有名だ。
成田和也が欠場となり、北日本は高橋晋也に菅田壱道の並び。高橋晋也も伊豆から地元に戻り良くなっている。菅田壱道の捲りも、穴なら狙ってみたい。
関東は菊池岳仁に横山尚則で先行には拘る。南関は佐々木龍が渋太い走りで機動型は渡邉雅也。近畿の大将格は三谷将太で中井俊亮との連係。