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【ウィナーズカップ予想】単騎の2人、買うならどっち? 決勝メンバーの位置別成績をチェック /データ分析

アプリ限定 2024/03/23(土) 19:55 0 9

取手競輪ウィナーズカップ(GII)」はいよいよ24日に決勝戦を行う。発表された車番とコメントから、過去3年分のGII戦績と位置別データを分析した。
▶︎決勝の出走表

ウィナーズ好相性の清水裕友(撮影:北山宏一)

21年、22年ウィナーズ連覇の清水裕友

 まずは過去3年のGII決勝成績を比較してみよう。

 S班は脇本雄太古性優作清水裕友深谷知広の4名が決勝に駒を進めた。GII決勝では清水が2Vを挙げており、これは21年と22年でのウィナーズカップ連覇。昨年は選考漏れだったが、大会との相性は良い。深谷は昨年の共同通信社杯でのVがある。

 近畿コンビはともに直近3年で3度GII決勝を走っているが、優勝はない。脇本は2度の準優勝、古性は1度の準優勝という結果だ。

直近3年でGII優勝なしの脇本雄太(撮影:北山宏一)

過去3年のGII決勝成績

選手名回数勝率2連対率3連対率
脇本雄太30%66.7%66.7%
清水裕友540%40%40%
深谷知広333.3%33.3%66.7%
伊藤颯馬00%0%0%
坂井洋00%0%0%
河端朋之00%0%0%
古性優作30%33.3%33.3%
窓場千加頼00%0%0%
北井佑季00%0%0%

 なお、S班以外の5選手はいずれも初のGII決勝に挑む。伊藤颯馬と3連勝の窓場千加頼はビッグレースの決勝が初めてで、そのほか3人はGI決勝の経験が一度ずつある。

単騎の2人、買うならどっち? 位置別データ

 次に23日に発表されたコメントをもとに、各選手の位置別成績を表にまとめた。

 決勝の並びは、近畿が3車で窓場千加頼-脇本雄太-古性優作。南関は北井佑季深谷知広が付ける2車ライン、中国は清水裕友の番手に河端朋之が付ける。同地区不在の坂井洋伊藤颯馬は単騎となった。

過去3年の位置別成績

選手名位置勝率2連対率3連対率
脇本雄太番手62.5%75%75%
清水裕友先頭22.9%40%51.4%
深谷知広番手73.1%80.8%80.8%
伊藤颯馬単騎0%0%0%
坂井洋単騎40%50%60%
河端朋之番手42.9%64.3%71.4%
古性優作3番手
以降
0%0%0%
窓場千加頼先頭27%41.1%51.9%
北井佑季先頭52.9%69.3%78.2%

 9人全員が自力のある選手で、混戦が予想される。単騎の二人のうち実績があるのは坂井洋で、10走し4勝を挙げている。一方の伊藤颯馬は単騎のレースが2走と少なく、いずれも着外だ。

坂井洋は単騎も苦にしない!?(撮影:北山宏一)

 気になるのは古性優作のライン3番手以降での成績。過去3年で3番手以降を回ったのは1度のみで、着外となっている。S班2人を背負う窓場千加頼の役割はおのずとイメージできるが、決勝には“先行日本一”の呼び声高い北井佑季がおり、一筋縄ではいかなそうだ。

珍しい3番手回りとなった古性優作(撮影:北山宏一)

 いかがだろうか? ウィナーズカップの優勝賞金は2600万円で、グランプリ争いにも大きな影響があるだろう。競輪ファンの方はもちろんのこと、初心者の方もぜひ気になる選手から車券を買ってみてほしい。

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