先日、125、126期の競輪選手養成所の卒業記念レース、卒業式が行われた。あと数か月もすれば、昨年7月に本デビューを果たした124期勢も、続々とプロデビューしてくる後輩を迎えることになる。124期の宮西令奈は本デビューで走って以来、別府バンクに帰ってきた。

「久しぶりですね。まだまだ全部が難しいけど、何も出来なかった初期の頃を思えばレース力は上がっているのかな。成長した姿を見せたいですね」

　家事都合で1場所を欠場して、今回は先月19日以来の実戦だ。

「久々に１か月くらい空いた。練習も雪の影響が少なくなって、以前よりも外で乗れるようになりました。やれることはやってきた。もう少し脚力が欲しいけど…。いい着をいっぱい獲れるようになりたいですね」

　石川県は加賀市在住。1月1日は家にいたそうだ。

「震度5で、めちゃめちゃ揺れました。棚の上の物が落ちたりしましたね。道路も割れている箇所があった。ボコボコして走りにくくなったりもしましたね。でも練習は出来ていますよ。なんとか頑張りたいです」

　これまで決勝進出が3度あるが、まだ初1着がないのは不思議だ。プロデビューを果たしたバンクでの躍動に期待したい。(netkeirin特派員)