2024/03/15(金) 09:45 0 6
天田といえば数年前までGI常連のレーサー。2014年の地元オールスターでは優出も果たしている格上で武器の捲りはとにかく威力があった。
しかし、近年は度重なる怪我に悩まされ長い低迷期。去年も落車が多く、本来の走りができないまま1年を終えた。
「去年は3回の落車で3回とも骨折。力が入らなかったし、ほぼゼロからの状態で始めました。レースを走る体力が戻っていません」と現状は本来の姿から程遠い。
しかし、初日は本線の南関後位を選択し3番手回り。新村穰の捲りに続いて最低限の役割を果たした。
「今日に関しては落ち着いて追走できました。ここ最近では余裕もあったし、前の2場所に比べたら上向きだと思います」
捲りが出るようになるには時間が掛かりそうだが、少しずつ復調の道を歩んでいるのは確か。一戦一戦走って状態を上げて行く。(アオケイ・石濱記者)