期末の今開催。小林裕司は点数を上げないと代謝制度に引っかかる。「初日に先頭を走ってくれた森田達也君、一緒になると頑張ってくれる伊藤司君とか北の自力型には世話になりっぱなし。現役続行には厳しい状態が続いているけど、わずかにでもチャンスがあるのなら、そこを目指して走るだけ」。

　小林は機動型としてGIに出場していたし、2002年の立川日本選手権の決勝ファイナリスト(8着)だ。
「(日本選手権の)準決は2着権利の変な勝ち上がりだったけど、自分でも良く決勝に乗れたなって感じ。簡単にはダービー(日本選手権)の決勝には乗れないから。ホントは同県の鈴木栄司さんみたいに還暦レーサーになりたかったけど、自分には無理みたい」。最終日の4Rがラストランになる可能性が高くなったが、全力の走りは変わらない。(アオケイ・伊藤博記者)