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【金亀杯争覇戦】ルーキーチャンピオン・インタビュー

2024/03/09(土) 19:45 0 16

松山競輪「開設74周年記念・金亀杯争覇戦(GIII)」は10日、最終日を迎える。9Rのルーキーチャンピオンに出場する9人に話を聞いた。(アオケイ・八角記者)

ルーキーチャンピオンに出走する9名の選手たち

1番車 篠田幸希「同県の浮島君」

 普段のレースは冷静に焦らず走ることを意識している。地元の小林泰正さんみたいに何でもできるような選手になりたい。

 浮島君の番手で。直前も浮島君とルーキーチャンピオンについて話し合いながら練習できた。人の後ろは初めてで不安はあるけど、番手の仕事をしたい。

2番車 黒瀬浩太郎「単騎」

 落車して連勝が7で止まって特別昇班を逃したこともあったけど、色々と経験ができて結果的には良かったと思う。決勝には上がれるけど、走りにムラがあるのが課題。レースの組み立ても技術的な面も下手ですね。直前は胃腸炎になって練習はできていない。

 岡山勢の後ろだと3番手になるのでチャンスはないし、それだったら単騎で一発を狙いたい。一生に一度だし、力を出し切って悔いのないレースをしたい。

3番車 棚瀬義大「単騎」

 流れを止めて走ってしまったり、まだ上手く走れていない。もう少し長い距離を踏めるようになりたいですね。少しでも早くS級に上がって、中部地区を引っ張っていける自力選手になりたい。奈良の後は休みながら、いつも通り練習した。

 意識する選手? 強いて言うなら、長い距離を踏める青木君と松崎君ですね。単騎なので、勝ちにこだわって前々に攻めたい。

4番車 山根慶太「同県の青木君」

 前走の高松は、まだ長い距離を踏めないし、力不足で決勝に乗れなかった。昇班して、まだ手応えはないです。

 ここに向けて特別な練習はしていないし、9車の対策もしていない。僕は青木君にお任せします。決め手はないけど、青木君が前でやった方がラインとして良いのかなと。選手人生で1度きりのレースなので、優勝を目指したい。

5番車 松崎広太「単騎」

 今は自力だけど、最終的な目標は何でもできる選手になりたい。状態も悪くないし、戦えそうな手応えはあります。

 養成所で同部屋だった棚瀬君との連係も考えたけど、話して単騎でやる。関東の3、4番手になってもチャンスはないので。ここに来る前に、高校の同級生の朝倉智仁が115期のルーキーチャンピオンを優勝しているので、軽くプレッシャーをかけられました(笑)。自分も一発を狙って優勝を目指したい。

6番車 牧田悠生「群馬勢へ」

 (一番乗りでA級1・2班に特別昇班してからは)戦法スタイルで悩んでいて、そういうところがレースに出ているのかなと思う。アマチュア時代から変わらず、持久力と末脚が今の課題。課題克服も大事だけど、自分の得意な面を伸ばしていきたい。将来的にはS級上位のグレードレースで戦える選手になりたいですね。自分は自力にこだわりはないですよ。

 競輪場に来てからも悩んだ。師匠や先輩方に相談して、一度は「自力勝負」と思ったけど、優勝に一番近い位置を考えて群馬勢の後ろを決断した。

7番車 長松空吾「単騎」

 昇班してから最初の方は、レースの流れが分からなかったけど、最近は慣れてきた。緩んだら行くと決めていて、その緩むっていうポイントが分かってきて成績も良くなってきた。持ち味は地脚だけど、ダッシュも付いてきたかなと。

 目標はまずはS級点を取ること、いつかは地元記念を獲りたい。直前は大分支部の合宿に参加して乗り込んできた。単騎でレースの流れを見ながら、臨機応変に戦いたい。

8番車 青木瑞樹「自力」

 最近は良いイメージを持って走れている。主導権をしっかりと握れるように心掛けていて、前々に攻める気持ちが結果に繋がっていると思う。S級でも自力でしっかり戦えるように脚を付けていきたい。

 どちらが前でもって感じだけど、僕が前で頑張ります。群馬勢の2人が強いので、少しでも抵抗できるように頑張りたい。

 山根君とは同級生で同門。練習も普段から一緒やっている。

9番車 浮島知稀「自力」

 1・2班に上がってからも決勝に乗れているので、成績は安定している。でも、負ける時は力を出し切れていないので、自分の力を出し切れるように意識して走っています。上の舞台でも活躍したいので、今は先行主体に戦えるように。

 ルーキーチャンピオンの出場が決まってから、篠田さんには自分が前で走ると伝えていました。優勝できれば一番だけど、性格的に気にすると緊張するので力を出し切ることだけを考えて走りたい。単騎が多いので3人ラインはレースがしやすいし、ありがたい。

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