2021/06/28(月) 20:30 0 0
久留米競輪場で26日から「中野カップレース(GIII)」が行われている。最終日の29日は3Rに「3着まで入れば即1・2班戦」のチャレンジファイナルが予定されており、出場9名の全インタビューをここで紹介したい。
師匠の合志正臣さんはいつも的確な指導をしてくれるし、雲の上の神様みたいな存在。合志さんが師匠じゃなかったら、もっと酷い成績だったと思う(笑)。脚では他の選手に大きく劣るし、根性一本で頑張ります。兄弟子の瓜生崇智さんをイメージしながら走りたい。
函館の2日目にゴール後落車してフレームが壊れてしまった。今は新しいやつで走っているけど、まだちょっと噛み合っていない。着はあまり意識せず、普通に走りたいと思います。
選手になる前は四国アイランドリーグで野球をやっていた。練習を始めて試験に受かるまで1年、養成所に入って1年、デビューしてから1年で、自転車歴はまだ3年です。師匠は山内卓也さん。構えて不発になるのが一番嫌だし、脚を使ってでも前に出たい。
長谷部龍一
前に1回同期の小浦凪の後ろを回ったことがあるんですが、終わってから師匠の宝満大作さんから電話があってめちゃ怒られた(苦笑)。それから人の後ろは一切回っていないし、1・2班戦に上がるまでは全部自力と決めました。中部で林さんもいるけど別でやります。
今回参加している兄貴(菅田壱道・91期)とは全く似ていないですよね(笑)。普段の練習も別だし、アドバイスをもらうこともないです。他の記者さんに教えてもらったんですが、兄貴に僕の優勝する確率を聞いたら「0%」って即答だったみたい(笑)。単騎かなと思ったら、湯浅さんが付いてくれることになったし、2人で力を合わせて頑張ります。
湯浅大輔
関東だけラインが出来て他が全員単騎だと、レースが単調になって面白くなさそう。1人でやったところで何をしていいか分からないし、ヨコも出来る菅田君に付いてみます。人の後ろはたまにあるけど、菅田君の後ろは初めてです。
怪我で出走本数が足りなくて、自分だけ来期もチャレンジです。(現在6連勝中で)仮にここで失敗しても次に3連勝すれば特別昇班できるんですけど、7月からは119期の新人が大量に出てくるから、簡単には勝たせてもらえなそう。今回しっかり決めて楽になりたい。直前の練習は北川大五郎さんと一緒にやって、僕の方がタイムも出たし強かったです(笑)。
自分を含めて117期が6人いる。ポテンシャルの高さは林さん、器用なのは山川、ダッシュは長谷部という感じかな。学校時代に一番先行していた(中村)隆生もかなり強い。仲野は常にマイペースで周りのことを気にしない男(笑)。九州で山川君もいるけど、力を試す絶好の機会だし、自分でやらせてもらいます。
作戦会議で「踏み出しやさしく行ってね」ってお願いすると、今の若い子は素直だから、みんなやさしく行ってくれる。なんで俺がこんな成績なのかっていうと、この囁きが効いているんですよ(笑)。今期は色んな若手に付いているけど中村隆生君とは初めて。さすがにこのメンバーで「やさしく行ってね」とは言えないし、「(離れて)いないかもしれないけど全開で行ってくれ」と言います。
(アオケイ・長谷川記者)