2021/06/28(月) 10:00 0 1
今シリーズのチャレンジ得点最上位者が浜田翔平との2分戦で圧巻の走りを披露した。前受けから赤板で突っ張ると、いったん下げて再びカマしてきた浜田を合わせ切る。最終バックでは自力に転じた中村賢二が原に迫ったが、これも軽快な踏み直しで対処。ラインでワンツースリーを決めてレース後は実に晴れ晴れした表情を見せた。
「きつかったけどラインで決まって何より。しっかり突っ張り切れたし、(中村のまくりも)見えていたのでしっかり踏み直して合わせられた。欲を言えば浜田さんがずっと外にいて後ろの鈴木(浩)さんに迷惑かけてしまったのが申し訳ないけど。今までで一番気持ちいいレースができたし自信になります」
モーグルで来年2月の北京五輪出場を目指す二刀流にとって、新潟県は「中学の頃は湯沢でお世話になっていたし今でもよく来るから強い思い入れがある」という特別な場所。2度目のVへ最高のスタートを切った。(netkeirin特派員)