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【京王閣競輪・ナイター】一蹴の捲りで古屋琢晶が「らしさ」を発揮

2024/02/28(水) 09:30 0 3

京王閣競輪場のナイター「JFN&東京スポーツ杯(FII)」は28日、2日目を迎える。11RのA級準決勝に出場する古屋琢晶に話を聞いてみた。

「行くべき所で行ったのが結果に繋がったと思う」と話す古屋琢晶

 初日特選は高得点者の集まりで激戦だった。中でも2場所連続優勝中と勢いに乗る松坂侑亮率いる南関トリオが人気の中心。第2ラインは前回優勝の照井拓成で古屋は「第3ライン」と人気を落としていた。

 中団からレースを運ぶと打鐘では6番手。一番強くて一番ラインの長い松坂が駆けていたし、厳しく思えたが抜群の踏み出しで前団をひと捲り。マークした寺沼将彦を置き去りにする豪快な一発で初日特選を見事に制した。

「緩んでいれば早めでも良かったけど、そんな感じでもなかったので一瞬緩んだホームでいきました。行くべき所で行ったのが結果に繋がったと思う」と勝因を分析。

 元々S級でも一発ある選手で、京王閣は特に走るバンクだ。

「走りやすくて成績も良いので京王閣は好きですね。状態も前回より良いと思う。初日の1着で準決の勝ち上がりは気持ち的にも大きい。気を抜かず準決は寺沼君とワンツーを決めたい」

 あれだけの好メンバーで勝っているし、主力が分かれる準決は負けられない。 強烈なタテ勝負で決勝進出を目指す。(アオケイ・石濱記者)

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