2024/02/27(火) 10:15 0 7
122期在所1位の又多風緑と在所2位の小泉夢菜が対峙したこのレース。小泉は苦しい展開をなんとかしのいで3着に入り決勝の権利をつかんだが、又多は見せ場を作れず5着となり最終日は一般戦回りとなってしまった。
病欠明けながら2日間確定板入りの小泉は「正直言って、自転車も全然進んでいないし状態は…。でも位置取りや組み立てでなんとかカバーしながら決勝にいけました。競輪は不思議なもので、調子が良くても勝ち上がれないことがあるし、逆に今回みたいに“なんとか”しのいで上がれることもある。決勝も、今の状態でやれるベストを尽くしてひとつでも良い着を目指します」と語った。
一方の又多は今回、富山市営の開催で張り切っていたが無念の予選敗退。
「連日、お客さんの期待に応えられず…。本当にすいませんでした」としばらく暗い表情だったが、最後は「落ち込みすぎても良いことはないので。内心はメチャクチャ悔しいし申し訳ない気持ちでいっぱいだけど、切り替えて最終日に頑張るために笑顔の写真を撮ってください!」と小泉と仲良くツーショットで収まった。(netkeirin特派員)