2024/02/19(月) 10:00 0 1
17日から高松競輪場で開催している「玉藻杯争覇戦(GIII)」は18日に2日目が終了。ミープロの香澄明希が19日に行われる、準決勝3レースの注目選手を紹介します。
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netkeirinをご覧の皆さま、こんにちは! ミープロの香澄明希です。
ただいま高松競輪場で行われている能登半島支援 開設73周年記念玉藻杯争覇戦(GIII)。初日、2日目と晴れた空のもと春のような暖かい気候で行われています。連日早めのしかけでめまぐるしい展開ながら二次予選は6レースともライン決着。初日特選組は4人が1着、9人全員が確定板入りと結果としては穏やかなレースとなっているようです。
また、全日本選抜競輪(GI)から中3日ながら準決勝には全日本選抜競輪GI出場選手が18人勝ち上がり、豪華メンバーでの準決勝となっています。
【10R 15:04発走】
いつもは先行選手に言及することが多い私のコラムですが今開催気になるのは東龍之介選手の連日の仕事ぶり。
また、追込のイメージが強い神田紘輔選手ですが、二次予選に続き準決勝でもラインの先頭に。一次予選、二次予選ともにしっかり展開を見極めて準決勝に進出しています。
そして2日とも他のラインがどういう動きをしようとも 8番手2コーナーからのまくりを決めている北津留翼選手。
四国ラインの佐々木豪選手は特に四国の絆を大切にしたレースが目立っており、注目すべき選手が多いのがこの10レースです。
【11R 15:40発走】
準決勝唯一の綺麗な三分戦。
格の違いを見せつけている吉田拓矢選手。出きったら手がつけられない犬伏湧也選手に松本秀之介選手がもつれることがあったら二次予選のように簡単に逃げてしまいそうですが、ここまでのようにそう簡単にはいかないかもしれません。
犬伏選手の番手には地元香川の福島武士選手と網谷竜次選手が連係となりますが、福島選手は石原颯選手、町田太我選手と2日間とも先行選手に完璧な追走で1着を決めています。
【12R 16:20発走】
2020年・2021年と高松記念を連覇している松浦悠士選手は今節も初日特選、二次予選ともお手本のような1着。2日目の勝利者インタビューでは「オッズの人気に応えないとと思って」と余裕さえ感じられます。
高松競輪場がホームバンクの香川雄介選手は先日のGIでは体調不良が心配されていましたが2日ともしっかり1着。勝利者インタビューでは「声援が多いのでギアがもう1速ある感じ」と地元ファンの期待に応えています。
一次予選ぶりの連係となる頼もしい町田選手を先頭に、この準決勝でも中四国ラインが人気に応えたレースとするのでしょうか。