2024/02/18(日) 19:30 0 13
二次予選6Rは別線機動型のモガキ合いや番手飛び付きなどやたらと忙しかったが、カマシ専科の岩本俊介は泰然自若。もつれればもつれるほど大歓迎で、狙いすました一撃が決まり東龍之介-桐山敬太郎と共に確定板をジャックした。
「自分も動いているからわかるけど、やり合ったあとってひと呼吸置きたくなる。(石原颯が)休んだところで踏みました」とレース勘も冴えていた。これで岩本は節目となる通算400勝を達成した。
G戦の勝ち上がり戦で、しかも自ら動いて達成したのだから気分もいいはずだ。「展開が向いたこともあったけど、自力で1着が取れたのはやっぱりうれしいですよ。ハラケン(原田研太朗)みたく500勝をする人もいるけど、思い返すとよくやったなって」
今年4月には不惑を迎えるが、磨き抜かれたダッシュ力はまだまだ健在だ。400勝はあくまで通過点。この先もあちらこちらでタテ脚を繰り出して500、600個と白星を積み上げていく。(netkeirin特派員)