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【玉藻杯争覇戦】大石剣士「切って、切ってといい流れになりました」

2024/02/17(土) 16:30 0 3

高松競輪「能登半島支援玉藻杯争覇戦(GIII)」は17日に初日を開催。一次予選7Rを制した大石剣士に話を聞いた。

車番の利を生かして好位置をゲットした大石剣士

 ここは4分戦。初手は前から2つ目の位置を取ってレースを組み立てた。一概には言えないが、先行選手にとってこのポジションは駆けやすい位置と言われている。4つ目のラインが切る(上昇して別線を待つ)上をさらに3つ目のラインが切り、流れを作ったところでカマしやすくなるからだ。大石は車番の利を生かして好位置をゲットした。こうなると、あとはセオリー通りに駆けるだけだった。

「切って、切ってといい流れになりました。(カマシタイプの)真鍋(智寛)君が前受けだったことも良かった。ああなったら(真鍋を)合わせるか、1車で飛んで来ればそれはそれで対応できたから」と順序よく事が運び納得した。

 番手の東龍之介が仕事をこなすあまり着を外してしまったのは誤算だったが、リズムを乱すことなく小気味よく風を切れた。

「前回、岐阜(GI全日本選抜)の補充を走って上位を相手に何が足りないかがわかった。今回はその辺を生かして走りたい」と、経験を力とした。

 二次予選以降は更なる強豪たちとぶつかることになるが「今の状態なら(上位を相手にも)狙えるデキと思います」と頼もしかった。(netkeirin特派員)

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