2024/02/16(金) 18:15 0 12
10Rは実績上位、吉田拓矢の"アテ馬"扱いとなったが、そこまで悲観はしていない。「去年の地元記念で拓矢さんにギリギリ勝てたことがあるんです」と過去の対戦データを持ち出した。確かに昨年7月福井記念の二次予選は、脇本が2着、吉田が3着と先着している。
それに脇本には燃える材料が2つあるという。「新婚ですから」と今年の正月に入籍し、気持ちがアゲアゲなのがひとつ。こちらはとても前向きなもので、大きなモチベーションとなる。しかし、問題はもうひとつの方だ。「今年の初戦の岸和田で失格してしまったんです。出だしからマイナス3点はきつい。そのためにも頑張らなければいけないんです」となかなか切実だ。
"借金地獄"から抜け出すために一戦、一戦、気が抜けない。勝ち上がれば競走得点も高くなるGIII開催でコツコツとマイナスを埋めたく、上位と言えどもひるんでいる場合ではないのだ。(netkeirin特派員)