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【玉藻杯争覇戦】今節のレース展望!

2024/02/14(水) 20:45 0 38

高松競輪「開設73周年記念・玉藻杯争覇戦(GIII)」は17日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(アオケイ・長谷川編集長)

松浦悠士

 中四国の選手がこれだけいると「ガッチリ連係」か「割り切って別線」かは番組次第という感じだが、どういうライン構成になっても松浦悠士が中心になるのは間違いない。終わりよければ全てよしではないが、昨年の松浦は苦しい時期を乗り越えグランプリを見事制覇。今年は名実共に日本一を目指して前半戦から飛ばしていく。松浦の連係パートナーは同じ広島町田太我。巧者の柏野智典桑原大志が後ろを固めて強力ラインを形成する。

町田太我

 地元の四国地区を引っ張っていくのはニューモンスターの犬伏湧也。昨年は3つのGIで決勝に乗って存在感を示したし、今年は本格的にタイトルを目指す1年になる。犬伏と同タイプの佐々木豪も徐々に調子を上げており、名前の通り「豪」快な走りを披露する。また地元代表の香川雄介にも大きな期待が集まる。いくら競輪界が高年齢化になったと言っても、50歳間近でS級上位にいるのは立派。今シリーズは番組にも毎日恵まれそうだし、最低でも決勝には乗りたい。

犬伏湧也

 佐藤慎太郎は、名コンビの新田祐大の欠場が痛い。全日本選抜での早期追い抜き失格のペナルティは重たく、それは佐藤慎太郎にも影響する。北日本の機動型が手薄で、東のラインで吉田拓矢岩本俊介らに託していきたい。

佐藤慎太郎

 SSの山口拳矢も欠場になり、そのピンチヒッターが浅井康太。直前の全日本選抜では決勝に進出したが、新山響平のスーパーダッシュに離れてしまった。ただ、準決は9番手から渋太いコース取りで、頭まで突き抜けている。まだ、その脚の貯金も残っているはずだ。他ではクレバーでスピードもある吉田拓矢、捲り冴える岩本俊介北津留翼が優勝争いに加わってきそう。

浅井康太

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