netkeirinをご覧の皆さま、こんにちは！ ミープロの斉藤雅子です。

　今回は能登半島支援・読売新聞社杯全日本選抜競輪の予想を担当します。2024年1発目のGI開催ということもあり、選手もお客さんも気合十分です。私もGIレースなので、高額配当を狙って予想を頑張りたいと思います。

　初日は落車もあったり、高額配当のレースが目立ち、荒れた展開となりました。2日目の二次予選は比較的かための落ち着いた様子でしたが、まさか、グランプリ覇者の松浦悠士選手が準決勝を逃す結果に驚いています。

　落車明けの脇本雄太選手や練習中の怪我により、グランプリ後初出走になった眞杉匠選手は状態を心配されていましたが、共に二次予選で1着をとり、100%ではないものの十分に戦える様子です。

■岐阜競輪場の特徴

　舞台となる岐阜競輪場の周長距離は400メートル。見なし直線は59.3メートルで全競輪場で9番目に長いです。直線はやや長めでカントもややきついほうですが癖はあまりなく、基本的にはどんな戦法でも力を発揮することができると言われています。

　今開催は捲りの決まり手が多く、逃げの決まり手が少ないです。それでは準決勝3レースをみていきます。

■全日本選抜競輪 準決勝・展望

【10R 15:15発走】

　10Rはコマ切れ戦で単騎が3名います。近畿、神奈川、東のラインの先頭は3人とも強力地脚タイプです。

　北井佑季選手と松谷秀幸選手の南関ラインが先行。脇本選手と稲川翔選手の近畿ラインが後方から捲り。眞杉選手と守澤太志選手の東が中団から。単騎の山田英明選手はふんわり近畿のうしろに、岩本俊介選手もふんわり神奈川のうしろあたりに、と考えます。

　勝利者インタビューで二日間先行レースをしていないことを気にしていた眞杉選手が北井選手と先行を争えば、脇本選手の捲りごろ。地元GIの山口拳矢選手も単騎は得意なのでインフルエンザ明けで体調万全ではないものの、決勝進出へ意地を見せたい。

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【11R 15:50発走】

　11Rは4分戦です。本命は唯一3車の東北ライン、新山響平選手を目標の新田祐大選手です。前受けを取れれば新山選手がそのままつっぱり先行、新田選手が好位です。

　2024年絶好調！ ロケットスタートを決めている清水裕友選手も巧く走りそうで、番手の松本貴治選手もゴール前の縦脚光ります。旧中部ラインとなった深谷知広選手と浅井康太選手。深谷選手の機動力に浅い選手の援護があればラインでワンツーも。

　スタールビー賞1着の東口善朋選手が番手の近畿ラインも好気配です。

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【12R 16:30発走】

　全日本選抜3連覇の偉業がかかる古性優作選手。二次予選は番手ちょい差しでの1着、準決勝は南修二選手と村上博幸選手の強力援護をもらう自力戦です。二次予選での強烈捲りが記憶に熱い犬伏湧也選手には佐藤慎太郎選手がつきます。こちらも強力援護がもらえそうです。

　南関ラインは松井宏佑選手目標の郡司浩平選手が好位です。準決勝に7名進んでる南関勢、ここもラインで決めてくれば決勝も厚いラインでの戦いが見えてきます。

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