2024/02/10(土) 16:00 0 15
岐阜競輪「読売新聞社杯全日本選抜競輪(GI)」は10日、2日を開催。7RのS級二次予選に出場した脇本雄太に話を聞いた。
脇本雄太は今年に入って、大宮記念をインフルエンザで途中欠場し、いわき平記念では落車と散々な目に遭っている。
満身創痍の状態で迎えた初日の特別選抜予選は不発に終わり、レース後には「感覚が悪すぎた。突破口が見えないし悩む一節になりそう」と嘆いていたが、二次予選では一転、自慢の豪脚を発揮。浅井康太とワンツーを決めて順当に準決進出となった。
傍から見れば完勝だったが、本人は険しい表情で現状を説明した。
「相変わらず良くはないです。仕掛けた時の踏み応えが良くなかったですし。満足はせず、今やれることをやってなんとか頑張りたい」
本調子には程遠いが、そこはズバ抜けた脚力でカバーして決勝へのきっぷをつかみ取る。(netkeirin特派員)