2024/02/01(木) 10:00 0 7
静岡競輪場で2月1日から開催する「たちあおい賞争奪戦(GIII)」。先月成績好調で人気急上昇中の予想屋「水鳥会長」が今シリーズの展望と注目選手を紹介します。
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冬場の静岡競輪バンクは重めで風が強い日が多く、先行屋には厳しいコンディションに見えるものの、データを見るとそれほどでもなく、捲りが決まりやすい傾向ではある。しかしどの戦法も力通りに発揮できるバンクと言える。
昨年は渡邉雄太のブン回しから深谷知広が移籍後、悲願の記念Vを決めたと思いきや…ゴール直前郡司浩平の逆転に遭ってしまった。あれから1年、深谷と郡司の立場は代わり深谷がSSで地元記念を迎える。
直前の川崎記念でSSながら郡司を引っ張りVへと導いた深谷には「SSなんだから引き出し役は」という不満な気持ちは多少あるものの、そのブレない姿勢にはカッコ良さすら感じる。その深谷が今年こそキメなければならないシリーズで、盟友郡司も流石に心得ているだろう。
他にも南関勢の層が厚く(渡邉)雄太、松井宏佑あたりも優出なら深谷のV確率はかなり高いとみる。
近畿屈指のスピードスター。前走和歌山もそのスピードを如何なく発揮し決勝3着。ナショナル引退で競輪一本になる今年はもちろん静岡グランプリを見据えての戦いだろう。ここを制して年末GPに向け良いイメージを残しておきたいところか。
静岡、伊東共に地元戦にめっぽう強い雄太。
南関の若手機動型豊富な今シリーズは目標に事欠かさず、番組屋の計らいも手伝って優出してくる可能性はかなり高い。決勝にて昨年同様深谷を引っ張り出す魂の先行を魅せる事が出来るか?
2016年静岡ダービー覇者。もちろん静岡バンクに良いイメージを持っているのは違いない。時折り魅せる破壊力抜群の捲りは44歳になった今もまだまだ健在で、後方の指定席から繰り出す一発は魅力十分。
やや捲り有利なバンクだけにスピードある捲り偏向型の福永大智、河端朋之、伊藤颯馬、小林泰正に注目。