2024/01/25(木) 16:45 0 11
今期初戦となった佐世保Sはメイチのカマシが決まりVゴールまで一直線と思われたが、ゴール寸前にマークしていた地元の井上昌己に差されて2着に終わった。
「優勝したと思ったけど昌己さんが強すぎました。あの展開で押し切れる脚が欲しい」と悔しさを口にした。
修正を掲げて挑む今シリーズは、次走の2月岐阜「全日本選抜競輪(GI)」へ向けた最後の実戦の場となる。
「フレームとかセッティングをいじって何か試すとかじゃなく、あくまでレースで持ち味を出し切る事に力を入れたい。できれば9車立てを1本走りたかったですけど」
初日特選は同県の島川将貴に岩津裕介ー柏野智典が続きライン4車の先陣を切る。南修二が犬伏の番手にジカ競りを表明したことで後位はもつれそうだが、この手のレースはGI、GII戦線でもよくある光景だ。後位の競りを確認するなどラインを配慮して丁寧に駆ける難しいプレーや独特の緊張感は決して練習では得られない。よもやの展開となっても対応できるように準備しておき、実戦感覚を体に叩き込む。(netkeirin特派員)