2021/06/22(火) 18:30 0 0
A級戦では上位に君臨し競走得点も右肩カーブを描く。スピード、ダッシュ力はS級でも通用する大砲候補だ。しかし、来期は失格の影響でA級のまま。9連勝かレインボーファイナル進出しかS級へ上がる手立てはない。
「内容を大事に走りたいから焦っていません」と話すが、名門・中村浩士道場の秘蔵っ子。これだけの逸材を埋もれさせておくのはもったいない。早くこの選手を上で走らすことが千葉の選手の活性化につながるといっていい。
「S級の方が合っている? そう言ってもらえますし、意識はしていますけど…。だって上に行くと岩本俊介さんや根田空史さんがまだチャボウ(茶坊主の略)ですからね。年代が空くし自分が上に行けばお役に立てる(笑)。岩本さんからも『早くこい!』って言われています(笑)」
確かにG戦線では若い機動型の姿が少なく、根田や岩本がまだまだ若手に分類される。高齢化の波に24歳の原田が加われば平均年齢も若返る。それだけの面々に君臨するだけの脚が原田にはあると考える。「チャボウは大事。先輩方とのコミュニケーションを取るための大事なこと。上に行ったら喜んでやります!」とこの先を見据えている。(netkeirin特派員)