2024/01/20(土) 10:00 0 1
18日から川崎競輪場で開催している「桜花賞・海老澤清杯(GIII)」は19日に2日目が終了。ミープロの斉藤雅子が20日に行われる、準決勝3レースの注目選手を紹介します。
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netkeirinをご覧の皆さま、こんにちは! ミープロの斉藤雅子です。
今回は川崎記念競輪 「桜花賞・海老澤清杯(GIII)」の予想を担当します。
川崎競輪場は昨年、約1年間の改修工事をしていたため、桜花賞という名前ではありますが、今年度は1月の開催、4月には2024年度開催の桜花賞があります。
2023年10月のリニューアルオープン後、初のグレードレースの開催、そして川崎競輪場、2024年1発目の本場開催が桜花賞・海老澤清杯になります。そして、グランプリを獲って、賞金王になった松浦悠士選手の2024年初戦でもあります。2022年4月の同記念レースは郡司浩平選手と松浦選手の同着優勝で幕を下ろしています。その2人が初日特選レースでまた、2着同着! 何か不思議な縁でもあるのでしょうか? 順当に勝ち上がれば、明日の決勝で2年越しの2人の決着も観れそうです。
週末はあいにくの天気になりそうですが、川崎競輪場では地元選手による餅つき・お汁粉の振る舞いや、「安心してください、履いてます」でおなじみの明るい安村さんのお笑いショーなど、イベント盛りだくさんの予定となっております。お近くの方は川崎競輪場に足を運んでみてはいかがでしょうか?
川崎競輪場のバンクは、周長400m、直線距離が58mと長めに設計されています。少しカント(傾斜)が大きいためか、コーナーからの捲りが決まりやすく、特に3、4コーナーからは選手が勢いをつけて直線でよく伸びるため、後方にいてもチャンスがある。自力型の選手には厳しいバンク。地理的に海からの風が届きやすく、スタンドの影響を受けないバック側が主に風の通り道となっています。
【10R 15:20発走】
南関が神奈川と静岡に分かれての4分戦です。地元、神奈川ラインが唯一の3車ラインとなり、先頭を任された新村穣選手が積極的にかけそうです。静岡ラインもそれに続く形になると、結果南関5車ラインということにも?
中・四国ラインの清水裕友選手と香川雄介選手は二次予選に続く連係です。
前々に運ぶ南関勢に格上の機動力を発揮して、決勝に進むか。
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【11R 15:55発走】
二次予選で内に閉じ込められ苦戦した北井佑季選手ですが、南関4車の先頭で積極的に攻めていきそうです。
西3車の先頭の東矢圭吾選手もグランプリチャンピオンを3番手につけて、動かないわけにいかない。主導権を握りたい、北井選手と行くしかない、東矢選手がもがき合いになれば、佐々木悠葵選手の捲りが飛んできそう。
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【12R 16:35発走】
ただ北の先頭、酒井雄多選手や関東の中島詩音選手も二日間いい動きをしているので、番手を回る佐々木雄一選手と諸橋愛選手の最後、直線での突っ込みにも注意です。
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