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【桜花賞・海老澤清杯予想】南関vs.中四国! 郡司浩平か松浦悠士、清水裕友か、絶対本命は誰だ!?/競輪予想・ウマい車券

2024/01/18(木) 10:00 0 13

川崎競輪場で1月18日に開催する「桜花賞・海老澤清杯(GIII)」。小田原平塚競輪で場立ち予想をしているあきちゃんこと「大津昌広」が今シリーズの展望と優勝が期待できる選手、注目選手を紹介します。
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 netkeirinをご覧の皆さん、日頃からご愛顧頂きありがとうございます。
 小田原平塚で場立ちの競輪コンサルタントをしている「あきちゃん」こと大津昌広です。
 ファンの方に1つでも『ウマい!』と言っていただける予想を提供出来るように頑張って行きますので、今年も1年よろしくお願いします。

■川崎記念「桜花賞・海老澤清杯」展望

 川崎競輪場で18〜21日までの4日間「川崎記念 桜花賞・海老澤清杯」が開催されます。川崎競輪場は2022年10月から2023年9月末までの1年間、バンク改修工事等のリニューアルのために本場での開催がなく、毎年桜の咲く頃の4月に行われるのが恒例になっていた川崎記念が、桜の観られない年明けの開催になってしまいました。1年間ホームバンクで走ることが出来なかった地元勢は、例年以上にホームで記念を走る事に感謝の気持ちと、責任感を持って走ってくれるでしょう。迷ったレースに地元ホームの選手が乗っていた時は、ぜひ狙ってみて下さいね!

 直前のケガの影響で眞杉匠選手が大宮記念(東日本発祥倉茂記念杯)に引き続き、今回も欠場になってしまったのは残念。しかし佐藤慎太郎選手、深谷知広選手、松浦悠士選手、清水裕友選手のS班選手4人と地元のエース・郡司浩平選手を軸に、寒い時期だからこそ、4日間白熱した熱戦に期待したいと思います。

 今回の参加メンバーを見ると、東北、関東、中部、近畿、九州は選手層が薄いので、優勝争いは地元郡司選手を大将とする南関vs松浦選手、清水選手のS班コンビを有する中四国の戦いになりそうです。

■優勝の栄冠を手にするのは、この2人!

 自分の予想では、今年の川崎記念で優勝の栄冠を手にするのは、これから挙げる2人のどちらかになると確信しています。

・郡司浩平

郡司浩平(撮影:北山宏一)

 1人目は地元ホームの郡司選手。
 去年はケガの影響もあり、4年間守ってS班からは陥落してしまいましたが、心機一転今年1発目の岸和田FIでは勝って当然というプレッシャーの中、キッチリ自力で完全優勝の結果を出してくれました。清水選手の防府記念6連覇には及ばないまでも、郡司選手も最近の川崎記念は5回中、4回の優勝と結果を出しており、地元だけに当然のことながら、相性は抜群に良いです。

 郡司選手の援軍になる地元自力選手も層が厚い。
 今や郡司選手と盟友になった深谷選手は、今年からS班に返り咲き、年末の「KEIRINグランプリ(GP)」で後一歩の所まで見せ場を作りました。今年1発目の大宮記念でも、初日特選で脇本雄太選手をカマし切って主導権を奪うなど、連日積極的で内容の濃いレースを見せて、GPからの好調を維持している事を印象付けていました。

深谷知広(撮影:北山宏一)

 進境著しい南関を代表する先行屋に成長した地元ホームの北井佑季選手。「ヤンググランプリ」で逃げ切った太田海也選手には後1歩及ばなかったものの、勝負所で最後方になりながら内に切り込み、2着に突っ込んだレースは、最後まで諦めない強い気持ちを感じさせてくれました。

 郡司選手は地元番組にも恵まれ、決勝までは順当に勝ち上がると思うので、深谷選手か北井選手のどちらか1人でも決勝まで勝ち進んでくれれば、優勝の絶対本命になると思います。

・松浦悠士か、清水裕友か

松浦悠士(左)と清水裕友(撮影:北山宏一)

 もう1人はお互いにS班の松浦選手か、清水選手。
 松浦選手と清水選手の前後は、その時の体調と話し合いで、その都度決めるようなので前検日までわかりません。しかし今までも2人で連係した時は、去年のGPで松浦の前を回った清水のように、前を任された方は必ず仕掛けて出ます。GPを取った松浦が良い例になりますが、後ろを回った方の選手が、ほぼ良い着を取っていると思います。

 今回も初日特選の前後がその開催の回りになると思うので、2人で決勝まで勝ち上がることが条件になりますが、決勝で番手を回る選手、イコール初日特選で番手を回った方が、地元郡司選手の優勝に唯一対抗出来る選手になると思います。

■注目選手は?

 最後に予選回りの注目選手を2人挙げておきたいと思います。偶然にも2人とも113期の選手なのですが、眞杉選手と嘉永泰斗選手に代表される113期勢の活躍がここ最近目立つようになったと思います。

岐阜の山田諒選手

山田諒(photo by Shimajoe)

 以前は先行一本で戦うスタイルだったのですが、1年前くらいから無理な先行争いが減って捲りの決め手も付くように。場合によっては追い込みもこなすようになって来ました。それにともない成績も安定して、競争得点も107点までUP。近況も12月に松阪大垣FIで優勝して、先場所も優勝した郡司選手を後一歩の所まで追い詰めていたので、今回も準決勝辺りまでは面白い存在になると思います。

栃木の橋本瑠偉選手

橋本瑠偉(撮影:北山宏一)

 この選手の1番の魅力は『逃げても捲っても1着の多いこと』
 ほぼ1着か着外なので、車券を狙う時も、1着で狙って裏は要らないので絞って買いやすいんです。ただし1着か着外と言うことは、爆発力とモロさが同居していて、重い印を背負って人気がある時でも普通に大敗することも。本命サイドの時よりも、人気が低い時に穴で狙う方が魅力的で、どちらかと言えば穴党の方にオススメの選手になります。



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