2024/01/17(水) 14:30 0 2
元々、自力で好戦していた増茂るるこ。優勝もあるし、トップを追う第2グループの先頭を走っていた選手のイメージ。1期生の功労者でもあるが、近況はバックも取っていなかった。それが、初日は突っ張り先行で見せ場を作った。
増茂るるこは、レースが終わり、開口一番「みんな、私を誉めて(笑)」。自力を捨てた訳ではないが、本来のアスリートらしくスイッチが入った模様。
「橋本佳耶さんが1車で来れば出させた。だけど、その後ろに那須萌美さんとか岡本二菜さんがいて密集に見えた。あれで出させると内に詰まるし、着がなくなる。それで突っ張りました」
人気の一角、岩崎ゆみこは内に詰まり、本命の那須萌美も外に浮いた。伏兵の中村鈴花が1着で12万円車券になったが、それも増茂るるこが、片棒を担いだとも言える。
「後ろは、みんな迷子になっていたけど、逃げていた私が1番迷子でした(大笑い)」
2日目は、ジョークか本気か分からないが「詩ちゃん(久米詩)の後ろ(笑)」。
車番的には難しいが、その位置を取れれば、2着で決勝進出も可能だ。(町田洋一)