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【高松競輪】人気を集める九州トリオに直撃!

2024/01/13(土) 18:30 0 4

高松競輪場の「吉田実記念杯&ST観音寺カップ(FI)」は14日、初日を迎える。12Rでラインを組む九州の3人に話を聞いた。

伊藤颯馬

 初日特選の九州トリオは伊藤颯馬を先頭に嘉永泰斗-荒井崇博と鉄壁の布陣。嘉永が前でやる案も一瞬出たが、伊藤がすぐに断り、一番自然な並びに落ち着いた。

 これについて伊藤は「泰斗さんは『俺が前でもいいよ?』って言ってくれたんですけど、さすがに『はい、お願いします』とは言えません(苦笑)。泰斗さんとはこれまで2回連係して2回とも迷惑をかけているし、そういうのもあって前で頑張らせてくださいと伝えました。任せてもらえるなら責任感を持ってしっかり駆けたい」と迷いなし。

嘉永泰斗

 後輩がここまで言うならと嘉永もすぐに折れて番手を回ることを承諾。昨年の競輪祭での落車の影響は思った以上に長引いているようで、「まだちょっと肘が痛い」とのことだが、「直前の練習は悪くなかった。自転車も試しながら、試しながらで、ちょっとずつ正解に近づいてきた」と確かな手応えを感じての参戦となる。

荒井崇博

 そして3番手の荒井崇博は現在7連勝中と絶好調。嘉永同様、今年は大きいところでの活躍が期待されるが、「今年の抱負? 別にないよ。ただ普通に稼ぎたい(笑)」と『らしい』返答。今のデキなら3番手でも十分勝負になると思うが、それについても、「みんな当たり前のように突き抜けるでしょう!? って言うけど、番手の泰斗を抜くのはそんな簡単じゃないって。(前の2人が)逆並びになって、最後シビアに中なら、なくはないけど…」と控えめながらも荒井ワールド全開で応えてくれた。

 今シリーズの九州勢はこの3人の他にも坂本健太郎瓜生崇智といった個性派も控えているし、3日目の決勝戦は『九州祭り』になっているかもしれない。(アオケイ・長谷川記者)

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