初日は十八番の前受けから番手に飛びつく走りで3着を確保。初日の確定板入りは約3カ月ぶりだった。
「やっぱり私はこれですよね(笑)」。近況は逃げの決まり手やバック数が増えて自力選手のようになっていたが、小坂の得意パターンはやはりダッシュ力を生かした追い込み戦だ。

　前回の名古屋ミッド(WINTICKET杯)は「予選で7番車を着たほどメッチャいいメンバーがそろっていた」が、2日目が雷雨の影響で中止になり、抽選によるみなし着順が「2番目だった」ことで決勝に進出。
「そこで流れが変わったかな(笑)。あれは本当に大きかった」と自らのクジ運でリズムを好転させた。

「2日目もしっかり良い着を取って決勝にいきたい。点数を上げれば番組も良くなってくるはずだし、そうなれば更に成績も上がってくると思うので」そう意気込んだ小坂は、大ファンであることを公言している柴崎淳の“あっちゃんポーズ”をキメて初日の3着を喜んだ。(netkeirin特派員)