2024/01/07(日) 10:00 0 2
5日から大宮競輪場で開催している「東日本発祥倉茂記念杯(GIII)」は6日に2日目が終了。ミープロの香澄明希が7日に行われる、準決勝3レースの注目選手を紹介します。
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netkeirinをご覧の皆さん、新年明けましておめでとうございます。ミープロの香澄明希です。
元日に起きました能登半島地震において被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。これ以上被害が拡大しないこと、皆さまのご無事と1日も早い復旧をお祈りしております。
2024年初のグレードレースとなる東日本発祥75周年倉茂記念杯。私は年末のKEIRINグランプリシリーズでは立川競輪場のミープロケイリン倶楽部ブースで、そして年明け元日から4日までは平塚競輪場でステージMCを務め、競輪尽くしの年末年始となりました。
たくさんの方に直接お会いでき、一緒に競輪を楽しむことができてとても嬉しかったです。ありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
国内に4つしかない500mバンクのうちのひとつ、大宮競輪場。
昨年の大宮記念の覇者深谷知広選手を始めとする初日特選メンバーは体調不良で途中欠場となった脇本雄太選手をのぞく8名全員が準決勝進出で、順当な勝ち上がりを決めています。
初日8レースに¥1,073,380の車券が飛び出るも、二次予選は大荒れといったこともなくわりと人気どころで決着となっている今大会ですが、本日の準決勝はどうなるでしょうか。
【10R 15:00発走】
10レースには、大宮競輪場をホームバンクとする宿口陽一選手、森田優弥選手が登場します。
宿口選手は2日とも差して1着、森田選手は2日とも先行しラインワンツースリー決着。2日ともラインでワンツースリーを決めているのは森田選手だけで、他の自力選手との力の差を見せつけました。
錚々たるメンバーが揃った初日特選から1着続きで勝ち上がっている北津留翼選手が、この準決勝どう戦うのかも注目したいところです。
【11R 15:34発走】
1年ぶりにS班に復帰した清水裕友選手。単騎で挑んだ初日特選の平原康多選手との激しい攻防は、昨年のオールスターの決勝を思い出させるようなレースでした。二次予選はそれぞれの車間が開き、隊列が長くなり間に合わないかと思われたところを7番手からまくり上げ2着到達。あの展開から確定板に間に合うのかと驚いた方も多いのでは。
近畿は三谷竜生選手が先頭の2車となり、初日特選から編成は違えど再びの連係。自分で志田龍星選手をさばいてまくりを決めた三谷選手と、脇本選手を差した浅井康太選手はともに二次予選で1着と、しっかりと力を発揮し勝ち上がっています。
【12R 16:10発走】
S班の深谷選手が、過去9度大宮記念を制している地元埼玉の平原選手と中田健太選手、茨城の杉本正隆選手を率いて4車ラインの先頭となる模様。
昨年ミープロケイリン倶楽部のラジオにご出演いただいた際、地元選手の前を任される番組だと変なレースはできないとお話されていたことが印象的でした。二次予選では力強いまくりでラインワンツーを決めており、この準決勝でも地元選手を連れ決勝へ、そして二連覇へと弾みをつけるのでしょうか。
また、注目すべきは一次予選・二次予選を1着で勝ち上がっている取鳥雄吾選手。先月の玉野FIでの優勝等、近況の調子の良さが目立っていますが今記念も引き続き好調です。周防国府杯争奪戦ぶりの記念競輪での決勝進出となるでしょうか。