2024/01/04(木) 21:45 0 3
準決は後手に回ったものの焦らず強烈な踏み出しでまくり、逃げた溝口葵を7車身と大きく引き離して圧勝した。これで2連勝を飾り気持ちよく決勝へ勝ち進んだ。「焦らずに仕掛けられた」とレースの流れに沿って動けている。
決勝は橋本と松本憲斗、原井博斗、那須久幸と九州は4人が勝ち上がった。当初は4車連係も考えられ、橋本は先頭で戦う覚悟もあったが「分かれた方が、みんなで力勝負ができるだろう。憲斗と博斗は準決で一緒だったし、オレは宇宙クンに行こうかな」との那須の申し入れもあり、2手に分かれることになった。
周りから「単に那須さんが4番手を回りたくないからでしょ」とのかなり核心に迫る突っ込みもあったが、那須は「先手必勝! この方がみんなにチャンスがあるし丸く収まる(笑)」とどこ吹く風。橋本も「チャンスがある? そうですね」と反応していた。
確かにライン4車の先頭では発進役の向きもあってやる事は限られそうだが、「自由に走ればいいから。どうせオレは抜けきらんけん」とハッパをかけた那須と2車ならノビノビと駆けられる。(netkeirin特派員)