2024/01/04(木) 16:45 0 6
大宮競輪場の「東日本発祥倉茂記念杯(GIII)」は5日、初日を迎える。7RのS級一次予選に出場する黒沢征治に話を聞いた。
黒沢征治は昨年の最終戦(久留米)決勝で、そうそうたるメンバーを相手に優勝を飾り2023年を最高の形で締めくくった。
「あれは(吉田)有希が頑張ってくれたおかげ。寺崎(浩平)君を見すぎて車間が空いてしまったりしたし、後ろの成田(和也)さんに迷惑かけてしまったのが…」と本人は余計な動きを猛反省していたが、ド派手な立ち回りはとにかくインパクト大だった。(※ぜひレースのVTRをご覧ください。)
そんな黒沢はここ数年、ビッグ戦線から遠ざかり苦しい時期を過ごしているが、徐々に上昇ムード。前回の優勝をキッカケにして一気に上昇気流に乗っていきそうな雰囲気だ。ともに練習することの多い森田優弥や眞杉匠、小林泰正といった関東の同期の仲間たちも「あとは黒沢さんが戻ってくれば」と口をそろえるほどポテンシャルは高く、黒沢が復活すれば関東の層は一段と厚くなる。
「久々に3週間空いて、たっぷりやりたい練習ができた。まずは初日、しっかり頑張ります!」
2年前の当大会ファイナリストが、まずは予選で充実ぶりをアピールする。(netkeirin特派員)