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【東日本発祥倉茂記念杯】今節のレース展望!

2024/01/02(火) 22:00 0 24

大宮競輪「東日本発祥75周年記念・倉茂記念杯(GIII)」は5日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)

 グランプリ王者の松浦悠士と直前で眞杉匠が欠場となり、S班は3名参戦。脇本雄太を筆頭に、深谷知広清水裕友と年頭のレースにふさわしいメンバー。毎年のルーティーンは立川記念、和歌山記念、大宮記念だったが、今年はビッグの開幕戦が大宮記念からになる。

脇本雄太

 中心は脇本雄太三谷竜生の近畿ライン。グランプリで果敢に攻めたレースは、ワッキーの真骨頂。あれが、最終ホームからの仕掛けだと、1本棒になり単調なレースだった。グランプリは競輪ファン以外も買うレースだし、見応えは十分だった。結果的に綺麗に散ってしまったが、本人も納得した表情だった。このバンクは最終3角から競走が始まると言っても過言ではないし、仕掛けを遅らせても十分間に合う。

 番手は盟友・三谷竜生。脚質は真逆だが、自力選手であり、ゴール前の逆転は十分。三谷竜生はてっぺんに登った男であるし、今年を復活にしたい選手のひとり。浅井康太は中部で橋本優己志田龍星との連係が中心だが、番組マンが勝ち上がりで、ワッキーに浅井康太の番組もありそう。

平原康多

 眞杉匠が欠場となり、平原康多にとっては痛い地元記念になってしまった。怪我に泣かされた平原康多にとっても、今年前半は正念場だろう。脚落ちをテクニックでカバーしていたが、今のスピード競輪では、技が活かせない。ファンの間でも平原信者は今でも多く、地元ファンの声援を力に変えたい。どうあれ平原康多の前を回る選手の出来が鍵となる。

清水裕友

 清水裕友は、取鳥雄吾と一緒なら番手の走りだが、今節は自力がメインになりそう。気持ちの入った時の強さは無双状態で、地元記念連覇が、それを証明している。配当的な妙味もあり、一撃を期待しても良いだろう。

深谷知広

 昨年の覇者が深谷知広郡司浩平に乗り優勝して、あれが、S班復帰に繋がった。今年のグランプリは静岡開催であり、近況の充実度を考えても、年末の覇者になっていてもおかしくない。

北津留翼

 九州は北津留翼井上昌己がマークして、いつもの走りだろう。常に北津留翼は人気になるし、あの走りからしても消しづらい選手だ。

 平原康多の他にも、地元からは森田優弥宿口陽一武藤龍生中田健太黒沢征治山田雄大らが、地元記念を盛り上げる。

眞杉匠選手の欠場に伴い、加筆修正いたしました(1/4)

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