2023/12/31(日) 10:00 0 9
松浦悠士選手が涙のグランプリ初制覇、古性優作選手の年間GI3勝、S班4名陥落など、何かと話題の多かった2023年の競輪界。今年、netkeirinがYahoo!に配信した記事のうち、人気の高かった10大ニュースを挙げ、1年を振り返ってみます。まずは10位から6位までを紹介。▶1位から5位はこちら
22年7月に成績下位の選手が強制引退となる「代謝制度」のため、現役生活に終止符を打った田中麻衣美さんに今年10月お話をうかがいました。ブライダルモデルの経歴を持ち、弥彦競輪でデモレースをする女性チームメンバーから、競輪選手としてデビューした田中さん。懐疑的な声もありながら、10年間走り抜きました。引退から1年経った今の生活やガールズケイリンへの思いを紹介しています。
netkeirin人気企画の競輪記者によるグランプリ座談会。並び確定前に公開した記事ですが、多くの方にお読みいただきました。前編では昨年の覇者ながら今年GI未勝利に終わった脇本雄太と、その脇本とコンビを組む古性優作の関係性について、記者目線でじっくり語っています。グランプリの結果は果たして…。
57歳でS級に在籍していた西川親幸さんの記事が8位にランクイン。記事が公開された5月の段階で、A級への降班が決まっており、「当分、辞めないよ」とコメントされていましたが、2か月後に引退。S級最年長優勝記録を持ち、3度のGI決勝進出など長く一線級として活躍された西川さん。10月に行われた引退報告会では、「今も毎日自転車に乗っている」と元気な姿を見せてくれました。
競輪界最高ランクに格付けされる「S級S班」になれるのは、約2300人の選手の中でたった9人。KEIRINグランプリ出場権の獲得や年間平均獲得賞金が1億円を超え、まさに業界のトップですが、それ以外の選手はS班に対してどう思っているのか? S班経験者やネクストS班の選手、新人選手など、複数の選手からコメントをいただきました。
中部地区期待の若手、志田龍星(26歳・岐阜=119期)選手の記事も反響がありました。5月の日本選手権競輪での落車後、肩の痛みと戦いながらレースに出場していた志田選手でしたが、5か月後に検査を行ったところ、肩鎖関節がずれていたことが判明。その後は、治療の甲斐もあって12月のFI戦で準優勝、先日のヤンググランプリにも出場し、4着と復調を見せています。