1番車 古性優作

　自分の中で感覚のずれがあり悪い中でも安定した成績を残せた1年でした。満足はしていませんが。ここまでは前夜祭までが疲労のピークで、あとは疲労感が残らないように調整してきた。立川のバンクイメージが無いので乗って確かめたい。今年も脇本さんと“アレ”をしに来たので一緒に“アレ”ができればいいですね。自分が番手です。

2番車 佐藤慎太郎

　余裕がある感じは無かったし何とか食らいつけた1年だった。立川は4年前の記憶を思い出しますね。声援やゴール後の祝福とか独特だったから。ここまではトラブルもなく計画通りに練習ができた。自転車は新車ですが乗ってみて抜群に良かった。最高齢優勝がかかる？ 競輪界に名前を残すのは嬉しいけど、それは後から付いてくるもの。響平にぜんぶ任せます。

3番車 松浦悠士

　1年は納得いかないものでした。良かったと言えばサマーナイトフェスティバルの3連覇ぐらい。事故も多いし苦しい1年だった。8月の怪我を経て11月ぐらいにいい感じになってきたが別府記念で落車してしまった。フレームをしっかり調整する作業から始めたので上積みは無いです。それに直前に扁桃腺が腫れてしまい体調を崩したのが…。本番のレースプランはまだ浮かばないので裕友と話し合いたい。自分が番手です。

4番車 眞杉匠

　去年より成長できた1年でした。競輪祭からは1か月近く空いたので関東の若手(森田優弥、小林泰正など)で沖縄、前橋、宇都宮で合宿をしてきました。いい練習でしたね。立川は9月に走って風の強さを実感したので本番までにその辺をより意識してみます。グランプリシリーズが初めてなので流れとかがわからないから、そのまま身を任せて過ごしたいと思います。ここは単騎で優勝だけ狙って走る。

5番車 深谷知広

　比較的コンスタントに戦えたシーズンでした。その結果、賞金でグランプリに出られた。前のシーズンまでは南関の自力と走る際は別れて戦っていたが、今年はひとつにまとまるという事を意識していました。ここまでは比較的安定して計画的に練習ができたのでいいと思う。立川は直線が長く、冬場は重いイメージ。スタンドの位置が変わったからこれまでの風向きと違うと思うので指定練習などで見極めたい。単騎はグランプリでは初めて。気合を入れて走ります。

6番車 山口拳矢

　今年はオールスターまでは調子が良くていい感じだったが落車で波に乗れずにここまで来た感じ。(グランプリ出場が決まっていたから)気持ち面でも少しブレーキがかかってしまいましたが、今回は本番なので考えずにやれそう。ここまでは、大垣が急激に寒くなったけど自分のやりたい練習はできたので調子は上がっています。今回は縁起を考えてダービーを取った時の自転車で走ります。立川は100勝を決めた縁起のよさがあるし、周りから「グランプリは中部の6番車が勝つイメージ」と言われているので自分も続きたい。単騎で自力。

7番車 清水裕友

　今年はダービーの準Vがヒットでしたが、そんな自分の事より中四国の層の厚さに助けられたと感じた1年でした。1年でグランプリに返り咲くとは思わなかったし自分が一番ビックリしています。自分に足りないものに気づいたし改めて力を付けなきゃいけないと思った。立川は何故か好きなバンク。理由？ なんかバンクに吸い付く感じがあったり、あとはグリップ感…かな。グランプリはこれまで出し惜しみをして失敗していたし、“無”になって自分のレースをします。自力。

8番車 新山響平

　今年は序盤は考えすぎるレースが多く苦戦したけど、自分のレースをシンプルにすればいいんだと思ってからは巻き返せた。とても濃い1年でした。ここまでは2本欠場して追い込んで練習ができたし、体調も維持している。立川は今年の記念も呼んでもらったし苦手意識はない。(シリーズの空く時間の過ごし方を)色々な人たちにアドバイスをもらってきたので本番までうまく過ごしたい。自力。

9番車 脇本雄太

　前半は納得、後半はケガに悩まされた1年でした。自分の中じゃかなり波があった。今もケガの影響はかなりあるしどう影響するかは走ってみなければわからない。ここまでは岸和田合宿を組んだりして調整をしてきました。前夜祭のあとは地元の福井は雪が積もって満足に練習ができなかったけど準備はできているので。立川は4年前のグランプリのイメージがあるので、それを描いて走ればいいのかなって思う。連覇は意識しないで優作と決めたい。自力。