世界のサトミナこと佐藤水菜だが、過去のグランプリは19年4着(立川)、20年6着(平塚)、22年が落車再乗の5着(平塚)と意外にも結果を残せていない。

「そうなんですよ、私、1度もグランプリで確定板に載った事がないんです(苦笑)。だから今年は確定板には載りたいなって」

　控えめな目標を明かしたが、脚力は最上位と目されており、確定板とはいわず表彰台のテッペンを目指して欲しいところだ。

「自分の調子は良いと思うけど、ガールズケイリンのフレームに乗ったらバンクが怖く感じてしまったし、モガきにくさも感じた。でも本番まで(2日間)時間があるのでしっかり調整します。獲りたいって言って獲れるものではないけど、弱気にならず攻めていけたらって思います」

　自然体で初のガールズGP制覇を目指す。(netkeirin特派員)