2023/12/28(木) 08:00 0 2
立川競輪で28日から「KEIRINグランプリシリーズ」が開幕する。各開催日10RまではS級シリーズ「寺内大吉記念杯競輪」、メインとなる11Rで「ヤンググランプリ」「ガールズグランプリ」そして「KEIRINグランプリ」が行われる。30日のグランプリ本番に向けても資金調達を狙いたいところだ。ここでは初日に行われる各レースの主な出場選手を紹介する。
1R1番車は宮城の櫻井祐太郎。1Rで最も点数の高い阿部力也が番手を回り、その後ろに小橋秀幸と北は3車となっている。対抗する機動型は熊本の兼本将太と福井の小松原正登でともに2車ライン、関東も2車が連係する。
1番車はG1競輪祭で準決まで進んだ山口の久保田泰弘で、このレースで最も競走得点を持っている。次点は北勢と連係する静岡の大石剣士。10年前の立川グランプリ覇者・金子貴志が6番車に。中国、中近、東日本がそれぞれ3車で連係する3分戦。
点数高い熊本の塚本大樹が1番車に。前を回るのはバック数16本の青柳靖起で九州3車が積極策に出るか。対抗する中近ラインは中釜章成を先頭に3車、北日本ラインも佐藤博紀を先頭に3車。
実力上位は関東ライン。立川がホームの鈴木玄人を先頭に河野通孝と磯田旭が続く。中国と南関が2車ラインで、京都の藤木裕、岐阜の長谷部龍一は単騎を選択した。
神奈川の佐々木眞也に静岡の岡村潤が付き、3番手を大塚英伸が固めた南関ラインが優勢。中部はバック数16本の岐阜・竹内雄作を先頭に3車ライン、九州は熊本の曽我圭佑を先頭に3車が連係する。
関東と北日本が3車ライン。東京・河合佑弥の番手を回る雨谷一樹が最も競走得点が高い。北ラインは小原丈一郎が先頭で、中四国は2車連係。福岡の名川豊は単騎戦となる。
関東3車の先頭を走る小林泰正、番手の高橋築が点数上位。中四国、九州も3車ラインとなった。先行するのはバック数18本の山口・渡口勝成か。
3車が並んだ中四国が実力上位。競走得点・バック本数ともにトップの取鳥雄吾の番手を田尾駿介が回り、湊聖二が3番手を固める。中部は昨年ヤンググランプリに出場した橋本優己が2車の前回り。関東、南関もそれぞれ2車が連係。
1番車に今年立川でG3優勝を挙げた森田優弥。バック数もメンバー1だ。番手を鈴木竜士が回り、内田英介が3番手を固める。中近は大石崇晴を、北日本は板垣昴を先頭にそれぞれ3車ラインとなった。
10RはF1寺内大吉記念杯の初日特選。過去のグランプリ覇者である井上昌己、村上博幸、三谷竜生が顔を揃えた。次期タイトルホルダーの呼び声高い嘉永泰斗らGレース級の豪華メンバー。自力ある佐々木悠葵、松本貴治、渡邉雄太が単騎となり、荒れる可能性もありそうだ。
初日メインはヤンググランプリ。中四国は別線となり、太田海也-山根将太、犬伏湧也-上野雅彦となった。関東は吉田有希-橋本壮史の並びで、北井佑季、中野慎詞、志田龍星は単騎の競走。世界で活躍する太田と中野、昨年のリベンジ期す犬伏ら、輪界トップクラスの力比べに注目だ。