2023/12/20(水) 22:45 1 14
玉野競輪場の「ひろしまピースカップ(GIII)」は21日、初日を迎える。8レースのS級一次予選を走る武田豊樹に話を聞いた。
記者も京王プラザホテルに行ったが、何故か平原康多がいない。おかしい、おかしいと思いながら、多分、グランプリの前夜祭の時間や場所を間違えたのだろう。もしくは、隣のパーティー会場に紛れ込んだのかもしれない。そう思うぐらい、記者にとって平原のいないグランプリは、クリープを入れないコーヒーと一緒(例え話が古い)。
僕の中の関東の選手は神山雄一郎、武田豊樹、平原康多だけ。雑談を交えながら、背筋をぴっとして武田豊樹と話したが「康多も、もう40歳。だけど、僕も同じ年齢でタイトルを獲っている。前橋オールスターだったと思うけど、自力で優勝した(神山雄一郎とワンツーで、天田裕輝・平原康多と別線)。康多は約20年の競輪人生で、自分との競技人生は違うけどね」。
今年は鎖骨骨折が痛かったそうだが、随所に、らしさを魅せている。全盛時と変わらない、オーラは健在のままだ。(町田洋一)